LSP
本検出器はひずみゲージを検出素子として用いた同軸型のテンションピックアップです。
LSPの特徴
- 即納可
- 防爆仕様有
- コンパクト
- 簡易取付
- 同軸型
- ベアリング受け型
- 小型
- 同軸型なので、いんろうの使用により組み立て時の芯出し調整が不要
- ベアリング受け型と固定軸型の2種があり、何れも組み立て後にローラを簡単に取り外すことが出来る為、メンテナンスが簡単
- 検出器には調整部分が全く無く、同タイプの物は全て互換性がある
- 精度が良く、ゼロ点の狂いもほとんどない
- 取り付け方法、ローラの軸寸法は従来のLS-Zと同一
- 構造上、ローラ等の偏心も検出されにくくなっており、従来型のLS-Zシリーズと比較して一段と特性が向上している
- 変位量が小さく走行中機材に与える影響も少なく済む
- 取付アダプターが3種類用意されており、フレームの内側、外側どちらにも取付け可能。また、いんろうがある為、検出器を取外したり交換した場合でも位置の再現性がある
- 固定軸受はどんな特殊軸受けにも対応可能
- テンション検出器としてばかりでなく、ロードセルとしても広範囲に応用可能
LSPの製品スペック
型式 | LSP00、LSP01、LSP05、LSP10、LSP01-Z(防爆仕様)、 LSP05-Z(防爆仕様)、LSP10-Z(防爆仕様) |
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入力 | 入力抵抗:750±10Ω 入力抵抗(バリアボックス接続時):990±12Ω |
出力 | 出力抵抗:750±5Ω 出力抵抗(バリアボックス接続時):990±7Ω 定格出力:約1.5mV/V 定格出力(バリアボックス接続時):約1.1mV/V |
使用周囲環境 | 使用温度範囲:0~40℃ 使用湿度範囲:80%以下(結露しないこと) |
接続可能機器 | 接続可能テンションメータ ・TCS-550HG 多チャンネルテンションメータ(Model MSM) ・T300 接続可能テンションコントローラー ・C500 |
非直線性 | 0.1%R.O |
ヒステリシス | 0.1%R.O |
定格荷重(R.C) (検出器1個当り) |
LSP00:50N LSP01,LSP01-Z:100N LSP05,LSP05-Z:500N LSP10,LSP10-Z:1000N |
再現性 | 0.05%R.O |
変位量 | 0.08mmR.O |
印加電圧 | 検出器単体:10V バリアボックス接続時:10V(±5V) |
最大印加電圧 | 検出器単体:15V バリアボックス接続時:12V(±6V) |
零点の温度ドリフト | ±0.06%R.O/10℃ |
出力の温度ドリフト | ±0.06%LOAD/10℃ |
許容過負荷 | 200%R.C |
防爆仕様 | 防爆仕様のテンション検出器は以下の型式となります ・LSP01-Z ・LSP05-Z ・LSP10-Z 接続しなければならないツェナーバリア ・バリアボックス:BX2000P ※検出器1個毎にバリアは2個必要です。ライト側・レフト側合せてバリアボックスの中に4個のバリアが取りつけられる構造となっており、1台のテンションメータにつき1台のバリアボックスが対応するという構成になります ※注意)防爆仕様の場合は必ずバリアを接続して下さい |